こんこんの卒業

7月23日のワンダフル紺を以って、こんこんがモーニング娘。を卒業した。それは他の人と違って、こんこんの場合、いったん芸能界から離れるというものである。けれど、僕にはまだ実感がない。
僕は中澤さんが卒業するころに娘。のファンになったものなので、それまでモーニング娘。の成り立ちや、歴史など知らなかったが、5期オーディションを通して、初めてそのことを知った。番組を見ながら、誰が決まるのか、ハラハラしながら見たのは昨日のことのように覚えている。辻ちゃん加護ちゃんが手をつなぎながら(僕も心の中で二人と手をつないでいたww)、名前を呼ばれる後輩メンバーをどきどきしながら見つめている姿が凄く印象的だった。
そこで、最後の最後に赤点というレッテルを貼られながらモーニング娘。になったこんこん。
「持ち前の根性でがんばる」
というようなコメントしたこんこんに僕も応援しようと思った。後で知ったことだが、のんちゃんも最後に呼ばれたということだったので、どうやら僕はそういうのが好きみたい。
こんこんの魅力は一概になんとも言えないが、ポワ〜ンとしていてかなり謙虚なところでピュアな一面を見せながら、実は優等生で運動神経が抜群であるというギャップを感じさせてくれたところではないだろうか。そして、芯の強いところであろう。
ただ、魅力的な声を持ちながら、声量が足らないからか、なかなかセンターに立つことがなかった。「シャボン玉」なんかは、音楽番組を見てもほとんど映ることがなかったので、凄く残念だったのを覚えている。だけど、コンサートに行ってこんこんの踊りに注目すると、かなり激しく踊っていて、大きな動きをしていることに感心した。どのポジションにいても、こんこんは手を抜かない。その甲斐があってか、「涙が止まらない放課後」のセンターに立ったとき、ぼくはびびった。
こんこんの活躍は僕が書くまでもなく大活躍だ。写真集の売り上げなどもそうだが、スポフェスガッタスで大活躍だった。ガッタスではのんちゃんとのゴレイロのポジション争いは複雑な心境だった。のんちゃんに守って欲しいけど、こんこんにも守って欲しいと思った。だから、のんちゃんにはフィールドプレーヤーになって欲しかった。スポフェスではで1500m走を優勝。「持ち前の根性」に感心した。
こんこんは本当にやめたのか?まだ実感がわかない。リボンの騎士を見に行ったら出てきそうな気がして仕方がない。とりあえず、「AMBITIOUS!野心的でいいじゃん」のジャケット写真はこんこんにしておこう。
こんこん、卒業おめでとう。