ENDLICHERI☆ENDLICHERI

エンドリケリエンドリケリの「Coward」を聴きました。最近、すごくキンキにハマっていて、特に堂本剛に興味があってCDを聴きました。
CDを聴く前に、いろいろな映像を見ました。鳥越俊太郎との対談はすごく興味深かったです。剛がアイドルとしての自分に疑問を感じ、葛藤しているのが伝わりましたし、音楽が大好きなことも知りました。また、ネガティブなことも知りました。
で、聴いてみて、すごく格好いいと思いました。暗い曲調ながら、心地のいい曲が多いです。音的にはサイケデリックな感じを取り入れたり、遊び感覚もあり、面白いです。第一、作詞・作曲、それに編曲まで専門家の力を借りてですが、こなしているのがすごいです。一通り聴いた率直な感じでは、ビートルズジョージ・ハリスンっぽいなあと思いました。ジョージの曲も全体的に暗い感じがするんですが、聴いていてすごく心地いいんですよね。
デビュー曲の「ソメイヨシノ」はその中でも名曲ですね。7分近い長い曲だけど、歌詞がすごくいいので、詩の世界観に浸っていると長さを感じさせません。
ドリカムとの対談も見ましたが、そこではファンクが好きであることを語ります。日本の音楽業界ではあまりなじみの無いジャンルに興味を持つところが、すごいですね。ファンク界の超大物ミュージシャンであるラリー・グラハムが参加することを語っているところで、ドリカムの二人がかなり興味津々に話を聞いているのがすごく印象的なんですが、僕はファンクには詳しくなかったのですごくファンクに興味を持ちました。トップアイドルで超有名な堂本剛をきっかけに、ファンクに興味を持つ人が増えているかもしれません。
これから剛がどんな音楽を提供してくれるのか楽しみです。