今年はあれからちょうど30年

今年はあれから30年が経ちます。そう、ジョン・レノンが凶弾に倒れて30年。それとジョンの生誕70年です。
先日、職場においてある朝日新聞に、「イマジン70歳のジョン」という題の記事がありました。その記事はジョンが今も生きていたらどう思うだろうか?ってイマジンしてみたという記事です。
今もテロがあったり、戦争があったり、人間の社会はいつまでも争いごとばかり。ジョンが生きていたら、嘆いていただろう。
さて、ジョンは反戦思想家としても有名だが、本質はロックンローラーだと記事にも紹介してあります。全く同感です。そこで、ジョンがロックンロールしている曲があるので紹介してみる。
クオーリーメン時代にポール・マッカートニーの家で作った曲、「One after 909」です。これは最初のアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」の中に収録される予定だったみたいだけど、入らなくてそのまま放置されていました。しかし、最後のアルバム「レット・イット・ビー」の中に収録されます。有名なルーフトップライブの映像より。

これを見ると、ジョンとポールがすごく楽しいそうに歌っているのが分かります。本当にこの後すぐに解散してしまうのか?と思わせるほど、息もぴったりです。ジョンにとってもポールにとっても最高のパートナーであり、最強のライバルでした。しかし、二人は別れ別れになります。
ジョンの死後、ポールがジョンのことを思って作った曲があります。「Here Today」です。
ここ10年位前からポールがライブ活動で忙しいですが、この曲を必ず歌います。僕も大阪でのライブで聴いて、泣きました。そして、3年前のロサンゼルスのレコード店でのライブでも歌いますが、ポール自身がジョンのことを思いだしてか、泣いてしまうことがありました。これがその映像です。

65歳当時のポールですけど、ジョンの死から27年経ちますが、ジョンのことを思い出したんでしょう。