「春夏秋冬だいすっき!」を歌われてしまった。

 ベリーズ工房単独ライヴのセットリストをみて驚いた。娘。の曲にWの曲にミニモニ。の曲が入っている。何枚もシングルを出して、アルバムも出しているのに、ほかのユニットの曲を歌うなんておかしい。美勇伝が他のユニット曲を歌うのはまだわかる。シングル3枚しかないから。ライヴをするには少なすぎる。ただ、ベリーズはライヴをするには十分すぎるほど曲があるじゃないか。おい、どないなっとんねん。Wの曲を歌うなら[恋のバカンス]か[恋のフーガ]にしろよ。「ああ、いいな」はあかん。
 ましてやミニモニ。の「春夏秋冬だいすっき!」はとんでもなくあかん。本家本元がライヴで歌ってへんやん。W(ダブルユー)の単独ライヴでミニモニ。の曲を歌うことがあって、その中に「春夏秋冬」を歌うということがあった後なら、まだ許す。まだ、Wの二人が歌ってへんやん。単独ライヴもまだやん。「おこるで、しかし」。メガネ、メガネ。
 

ミニモニ。「春夏秋冬だいすっき!」作詞作曲つんく 編曲永井ルイ


ミニモニ。じゃんけんぴょン!」と両A面でありながら、じゃんけんには勝てなかった曲であるが、僕はだいすっき!だ。メロディーのすばらしさはもちろん言うことはないが音を付けたアレンジャー永井ルイがいい仕事をしている。特にベースメロディーが実にいい。
 僕は辻ちゃん加護ちゃんを通してモーヲタミニモニ。ヲタになって初めてハロプロのCDを買ったのが「トゥギャザー!−タンポポ・プッチ・ミニ・ゆうこー」であった。その中にある「春夏秋冬」を何回も聴いた。もちろんミニモニ。の歌声を聴いていたのはいうまでもないが、スピーカーに耳を当てベース音を聴く楽しみもあった。かなりベース音に心がおどった。実にビートルズぽくっていいのだ。ポール・マッカートニーしてんねん。
 この永井ルイタンポポの「乙女パスタに感動」も編曲している。これもビートルズぽい曲だ。っていうか「ゲッティング・ベター」のぱくりやん。をうまく引用している。
 「ゲッティング・ベター」のイントロ部分はギターのカッティング奏法なのだが、それを音を変えて、テンポを速くしたものを「乙女パスタ」のイントロとして使っている。実に粋な作業だ。ビートルズの「ゲッティグ・ベター」をアルデンテに仕上げたと言うところか。

さて、以前の日記に辻ちゃん加護ちゃんは21世紀のレノン/マッカートニーだと書いた。実は「じゃんけんぴょん」が発売されたころから二人をミニモニ。のレノン/マッカートニーと呼んでいた。ところが二人がミニモニ。ではなくなったので21世紀にしたのだ。
ビートルズを彷彿させる「春夏秋冬だいすっき!」という曲を現代のジョン・レノンポール・マッカートニーだと思っている辻ちゃん加護ちゃんのふたりがまだ、ライヴで歌ってないのに、先にベリーズ工房に歌わせるとは。どいうこっちゃ!責任者出て来い!