ネイキッド ソングス

あややCDSが忘れられないので、ずっと「ネイキッドソングス」を聴いています。このアルバム、すごく良いです。CDSで歌われた曲を聴きながら、CDSのことを思い出します。
このアルバムのコンセプトを、買うまで知りませんでした。ただ、何曲か新曲が入っていて、あとは歌を入れなおしただけのものかなと思って、発売当初買うのを見送っていたんです。そのことがすごく後悔しています。なぜなら、あまりにもすばらしいからだし、ディナーショーに行く前に聴きこんでおけば、もっと感動したのになあと思うからです。
ネイキッドは英語で裸のことですが、僕はネイキッドという言葉を聞いて、すぐにビートルズの「レット・イット・ビー ネイキッドヴァージョン」を思い浮かべました。これはビートルズの4人とスタジオミュージシャンビリー・プレストンの5人によるライブ形式の演奏で録音された、当初のコンセプトに基づくアルバムで、2003年に発売されたものです。
あややの「ネイキッドソングス」は、おそらくビートルズの「ネイキッドヴァージョン」を意識したものでしょう。ライブ形式の楽器演奏にあややが歌ってものを録音していますし、タイトルも被りますから。
これのほとんどのアレンジが鈴木俊介であることにうれしくなりました。僕の大好きなアレンジャーです。この人はロックやジャズにかなり詳しいと思います。また、レコーディングプロデューサーの欄にたいせーの名前があります。たいせーもなかなか優れたミュージシャンだなと改めて思いました。彼の評価はなぜか低いですが、すごい人だと思います。
そして、なんといっても松浦亜弥の歌声がすばらしいです。CDSのときにあややが「家でCDを聞いているようなリラックスして、体を動かしながら、足でリズムとったりして聴いてください」というMCがあったけど、このCDを聴いていると、逆にCDSにいるような気分がします。
レット・イット・ビー...ネイキッド (CCCD)Naked Songs (DVD付)