一期一会

NHK教育で放送された「一期一会」を見ました。
熊本に住む中学3年生の女の子で、部活で合唱部に所属していて、進学は声楽を学びたいと思っているけど、歌で自分の表現の仕方が分からないと悩む「イチゴさん」が、大阪に住むブルースギタリストの14歳の個性的な女の子「イチエさん」に悩みを相談するという番組でした。
まず、「イチゴさん」が「イチエさん」の住む大阪にやってきて、ライブハウスにやってきて、「イチエさん」の演奏を見て衝撃を受けるところから始まりました。この女の子の演奏がめっちゃよくて、歌い方もすごくて、僕もすごく感動しました。で、リハーサルでは、ベースとドラムのプロの大人に対して言いたいことをばんばんぶつけているんです。それを見て、なお圧倒される「イチゴさん」でした。その後、二人の会話があって、すぐに二人は打ち解けている感じで、どうして「イチエさん」が自分の表現が出来るのか、をぶつけたりするんです。そこで、「イチエさん」は自身が通う大阪市内のインターナショナルスクールに案内します。そこで同い年の子らといろんな話をして、「イチゴさん」は今まで自分の意見を言うのはすごく怖かったけど、意見を言ってもいいんだということに気付かれていくのです。
そして、二人は共同で音楽をやろうと決めます。「イチゴさん」は音楽学校に進学するために声楽の試験があり、その課題曲がヘンデル作曲のイタリア・オペラ「リナルド」より「私を泣かせないでください」という曲があり、「イチゴさん」自身もすごく好きな曲を二人でアレンジして、「イチゴさん」がやりたいと思う歌い方で、演奏するんです。これがすごくよかったですね。「イチゴさん」が、自分の意見を言っていることで、すごく自信になっている様子でした。
いい番組でしたね。感動しました。